危険なブロック塀2021.04.17
則武工務店が参加している
中央区耐震促進協議会の活動の一つが、
危険なブロック塀の所有者に
改修をお願いすることです。
2018年6月に発生した
最大震度6弱の大阪北部地震。
この地震で登校途中の小学生と80歳の方の2名が
倒れたブロック塀の下敷きになり
亡くなられた事故は、
特に建築に携わる者にとって
ショックが大きかったと思います。
この事故以後、全国で
ブロック塀の点検が行われるようになりました。
中央区耐震促進協議会では、
その年の年間計画として
空き家を調査する予定でしたが、
この事故をきっかけに
急遽、中央区内の歩道に面した
すべての塀の状態を調査することにしました。
私は月島と勝どきを担当し
自転車で細かい道を回るなか、
優先的にチェックしたのが通学路です。
鉄筋が入っているか、高さはどうかなど
規定に沿って確認し、危険な壁があれば
所有者の方に改修のお願いをしました。
その後、まだ改修されていない塀もありますが、
中央区耐震促進協議会としては強制力がないので
所有者にお願いを続けるしかありません。
子どもたちの安全のためにも
引き続き根気よく
取り組んでいきたいと思っています。
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