都心部に風を通す「風の道」計画2022.04.22
東京都心部の「風の道」という
都市計画をご存じでしょうか。
都心部は高層ビルが立ち並んでいる
イメージがありますが、
皇居、明治神宮などの
緑豊かな場所も点在しています。
「風の道」は、風の通り道を
ビルでふさがないようにしたり、
道路、河、大きな公園などへも
風を通したりすることによって、
ヒートアイランド現象の緩和に
つなげようとする計画です。
ヒートアイランド現象は
人々の健康状態に影響するだけでなく、
気温が上がればその分、
使われるエネルギーの消費量にも関係するなど
様々な課題があります。
「風の道」計画は
地区ごとに行われているものですが、
これによって東京駅周辺も大きく変わりました。
東京駅八重洲口周辺には、
東京駅につながる商業ビルの建て替えに伴って
風の通り道ができています。
八重洲口の大丸(デパート)は
ご存じの方も多いでしょう。
その大丸が入っていた商業ビルがなくなり
両サイドへのツインタワーへ建て替えられ、
東京湾から吹く風が
八重洲通りから皇居へ抜けるようになりました。

2008年撮影

2018年撮影
自然の風が通るようになれば、
体感温度も少しは下がります。
都心で暮らす方や
お仕事をされている方にとって、
夏の都心部のうだるような暑さが
少しでも改善されるよう期待したいところです。
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