建ぺい率と容積率について2023.09.23
今回は建ぺい率と
それに伴う容積率のお話です。
建ぺい率とは
土地の広さに対する建物の敷地の割合です。
これは用途地域ごとに
30%~80%と決められています。
容積率とは
敷地面積に対する建物の床面積を合計した
容積比率のことです。
敷地に対して
どれくらいの空間を使用できるかが、
地域によって
50%~500%の間で制限されています。
例えば4階建ての建築物の場合、
1階から4階までの
床面積を合計したのが延べ面積で
これを敷地面積で割ったのが容積率です。
各階が25平米として
×4階で延べ面積が100平米、
敷地が50平米の場合、
100÷50で容積率が200%になります。
都市部では都市計画法により容積率500%と
定められている地区では、
土地が狭くても高く建てることができます。
同じ容積率でも、平面的に低い建物を建てるより
高層化して上へと空間を使えば、
空きスペースが増えて、駐車場や緑化、
災害時の避難スペースにもなります。
火災時の延焼を抑えることも考え
建ぺい率や容積率が決められているため
土地が接する道路幅によっても変わってきます。
幅が広い道路沿いでは
建てられる階数が増えるので
土地の価格が高くなり、
反対に細い道沿いの土地は
建ぺい率も容積率も下がってくるので
価格が安くなります。
ご自身の所有する土地に家を建てる場合や、
これから土地を探す場合にも
これらの基礎知識を
ぜひお役立ていただければ幸いです。
関連記事
-
2023.11.25
日本橋の道路元標 -
2023.11.19
日本橋の「石町時の鐘(こくちょうときのかね)」 -
2023.10.30
日本橋本町の薬祖神社 -
2023.10.24
IHクッキングヒーターの事故に注意 -
2023.09.14
住吉神社祭礼の写真、兄と私 -
2023.08.21
住吉神社例祭 5年ぶりの開催② -
2023.08.15
住吉神社例祭 5年ぶりの開催① -
2023.07.28
採用についての勉強会 -
2023.07.23
住吉神社例祭の準備 -
2023.06.27
熱中症を予防しましょう
最新記事
- 09月23日 建ぺい率と容積率について
- 06月22日 床リフォームの際は床暖房の検討を
- 03月25日 窓リフォームの補助金「先進的窓リノベ事業」
- 02月20日 こどもエコすまい支援事業はリフォームも対象
- 11月28日 都心・臨海地下鉄新線構想をご存じですか
カテゴリー
アーカイブ
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年1月
- 2017年10月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年1月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2014年9月
- 2013年8月
- 2012年8月