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専務ブログ

日本橋の「石町時の鐘(こくちょうときのかね)」2023.11.19

地下鉄の小伝馬町駅の近くに、
十思(じっし)公園があります。

この公園にある大きな鐘は、
東京都の文化財に指定されている
「石町時の鐘(こくちょうときのかね)」です。

現地に設置されている案内板には
「この鐘は宝永8年(1711年)に
鋳造されたもので、
昭和5年(1930年)にこの地に設置された」
と書かれています。

そして、十思公園前の道は
その鐘にちなんで「時の鐘通り」と
名付けられています。

江戸市中には時を知らせる鐘撞堂が
石町のほかにも、
上野や浅草、芝、市ヶ谷、本所など9ヶ所、
あるいはそれ以上あったと言われています。

当時は、まず起点となる石町の鐘を鳴らし、
それを聞いてほかの場所の鐘が
次々と鳴らされるという仕組みでした。

各地域では少し時間のずれが出てしまいますが
現在のように簡単に
時を知る方法がなかった時代、
鐘は時を告げる大切な役目を
持っていたのでしょう。

過去のブログでもご紹介したように
江戸時代には小伝馬町に牢獄があり、
処刑の時を告げるのもこの鐘でした。
お情けでしょうか、処刑時には
この鐘を少し遅らせて
鳴らすこともあったそうです。