ちょっとした心がけが雨水対策に2025.08.14
近年では「線状降水帯」や「ゲリラ豪雨」といった、昔はあまり聞かなかった気象用語が日常的に使われるようになりました。
短時間に集中して降る雨は、排水設備の許容量を超えることもあります。例えば、道路にあふれかえった雨水によってマンホールの蓋が外れ、そこへ人が落ちる事故が発生するなど、雨水の被害は深刻化しています。
こうした気象の変化は、私たち工務店に寄せられるご相談にもつながっています。横なぐりの豪雨が外壁のクラック(ひび割れ)に染み込み続ければ、建物が傷みますし、また、ベランダやバルコニーの排水設備は、従来の降水量を前提に設計されているため、現在のような異常気象には対応しきれないこともあります。
また、道路脇や庭の雨水ますは、想定以上の雨量であふれることがあり、特に木造住宅は、雨水の侵入により大きなダメージを受けるだけでなく、シロアリ発生の原因にもなります。
東京都下水道局では、こうした被害を少しでも防ぐために、以下のような対策を呼びかけています。
・ 雨水ますの上に物を置かない
・ゴミや砂、土などを雨水ますに流さない
この機会に、ぜひご自宅周辺の雨水の排水経路をチェックしてみてはいかがでしょうか。ちょっとした心がけが、大切な住まいを守ります。
出典:東京都下水道局 冊子「浸水ゼロ・安全・快適下水道!」より
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